建築・都市空間に関する定量的分析

顔写真

氏名
鎌田光明
E-mail
kamada@akita-nct.ac.jp
職名
助教
学位
博士(工学)
所属学会・協会
日本建築学会、人間・環境学会(MERA)
キーワード
景観計測、空間計画、建築・都市環境、環境心理
技術相談
提供可能技術
景観評価、建築・都市空間の分析、まちづくり・ワークショップ、景観シミュレーション、心理評価・物理量を用いた空間の定量的な分析、建築計画・都市デザイン

研究内容

建築・都市空間の研究

 建築・都市空間は様々な要素が複雑に絡み合い形作られています。人々は空間を体験することによって、様々な空間の雰囲気を感じます。それは快さであったり、あたたかさであったり、落ち着きであったり、引き込まれる感覚であったり、あるいは落ち着かない感覚であったり、騒々しさであったりします。様々な要素が総合的に空間の性質を形成するのです。
 複雑な空間をそのまま複雑に分析すると、読み取りが難解で答えに行き着くのが困難でしょう。そこで、定量的な分析を行い、空間を読み解いて行きます。まず、空間を構成する物理的な側面をエレメントに分解し、空間の作られ方を分析します。次に、空間から感じる人々の心理的な感覚を、様々な形容詞を用いて定量的に求めます。この分析により、空間を構成する物理的な側面として「物理量」を、心理的な側面として「心理量」をそれぞれ定量的に求めることが可能となります。それぞれ独立した重要な量となり、どちらか一方を扱うだけでも有効な分析ですが、この二つの量である「物理量」と「心理量」の相関関係を分析することにより、どんなエレメントがどのような心理に影響するのかが見て取れます。さらに踏み込んで分析すると、どのような空間をデザインすると、実際に体験した時に、どのような感覚になるのかが、あらかじめ予測できるようになります。つまり、感覚的な設計を、定量的に表すことが可能であり、客観的な指標として建築・都市空間を語る非常に有効な資料となります。このような手法を用いて、様々な空間を分析しています。
 例えば、日本全国の地方都市景観を実際に体験し、街路を構成する要素や心理評価実験を通して、多種多様な地方都市景観を「景観の連続性」というキーワードのもと定量的な分類を行いました。特に秋田市の景観の分析は、都市景観賞を受賞した建築物や、中心市街地の歩行空間を対象とし、秋田の建築・都市に対して空間的側面から踏み込んだ唯一の研究と言えます。
 その他に、単体の建築が集合し、建築群としての様相を呈した際に、その群全体のまとまりをとらえるため、「ゲシュタルト心理学」の考え方を応用した研究を行いました。建築群をシミュレーションする際に、建築の相互の関係を「ゆらぎ」として表した街路空間のモデルを作成し、評価・分析を行いました。
 建築用途では,美術館、病院、小学校、古民家、日本庭園、サービスアリアの研究、さらに、港湾集落、色彩計画、西洋絵画に見られる建築表現等々の研究や、各種公共施設、病院、オフィス、住宅、都市・農村デザインの実務にも関ってきました。
 さらにこれらの展開として、秋田の建築・都市・農山漁村の空間的な現状はどうなのか、人々の意識も含めて今後のビジョンはどうであるべきなのか、客観的な分析・計画を行っていきます。「まち」はそこに住んでいる人々が共通の意識をもって育てていくべきものであります。研究として完成していることも重要ですが、研究活動と人々の意識が別にあるのでは意味はありません。人々の意識と研究活動が結びつくよう、実際のまちの人々との活動を大切にします。豊かな「まち」は、住民・学・官・産が密に結びつき、高い意識の上で育まれます。豊かな秋田の空間を創造する、その一端を担う研究活動を行います。

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