プランニング

 本会がこれから注力していく「構想段階の取り組み」を紹介します。今後、役員会などを経て会員の皆様からの意見も取り入れた、共創を目指します。

学内では、グローカル人材育成推進委員会(委員長:校長、委員:役職教員、事務部長等)のメンバーが充分議論し、同委員会プランニング専門部会(委員:グローカル人材育成会学内幹事、地域共同テクノセンター長、専攻科長、総務課長、学生課長等)のメンバーが立案・実働しております。

 2022/10現在,主に以下5項目についての計画を練っております。

1.ニューニュートラル人材育成 
2. 「企業との交流に、自ら行動を起こす」若人の育成
3.課題発見型インターンシップ
4.専攻科副専攻
5.地域学講義(特別講義)・地方創生講演会  
6.リカレント・リスキリング

1.ニューニュートラル人材育成(記載:2022/10)

 産学官による人材育成プロジェクトへの立案、参加、共創プラットホームの構築を行います。「再生可能エネルギー人材」、「グリーン人材」、「半導体製造人材」等、これに「DX」をかけあわせた、秋田の地域性を最大限に活用してオープンイノベーティブなエコ・システムを構築することに貢献する人材の育成に関係する、

○研修会、ワークショップ等への学生参加

○産学官共創事業への申請・実践

○共同教育プログラム

を会員企業様とともに戦略的な協働をお願いします。

 これらの取組のうち,「共同教育プログラム」については,以下のような深化を計画します。その詳細は,後述します。

 

2.「企業との交流に、自ら行動を起こす」若人の育成(記載:2022/6、 追記:2022/10)

 本科3年生学生が、県内の特色ある会員企業様を「工場見学」することで直に触れ合い、さらに会員企業様と意見交換する場「県内定着キャリアプランFes(仮称)」を活用して、学生にキャリア戦略を自己開発させることへの協働をお願いします。

 

3.課題発見型インターンシップ(記載:2022/6)

 本科3年生~4年生における長期インターンシップ、専攻科学生の職業体験・訓練要素を取り入れたキャリアアップ共同教育を会員企業様にお願いします。

「グローバルな視点でグローカルな地で課題解決できる人材」が定着するための「気づき」の契機と、普段の学修の教育効果の向上に対して、会員企業の皆様と本校との共創をお願いします。

4.専攻科副専攻(記載:2022/6)

 2022年4月、秋田高専専攻科は改組され、「グローバル地域創生工学専攻」の「1専攻4コース制」となりました。

 

 副専攻は、主に「地域課題解決」のための、基盤研究、応用研究、人材育成を目的とした学際領域での教育研究プログラムを実践することをその趣旨とし、コースをまたいだ教員が連携して、産学官連携の研究開発を目指します。

主な副専攻(2022/6時点)は、

 

です。リストにある課題に関わらず、産業界からの研究開発課題のご提案・協働を随時受け付けています。

 地域内外の会員企業様との共創が、異業種・学際連携によってこそ達成し得る地域のオープンイノベーティブなエコ・システム(“コト”)と、学生(“ヒト”)が育っていく教育研究・人材開発プログラムを構築することを、国プロ等外部資金(“カネ”)の獲得等によって可能としていきます。

5.地域学講義(特別講義)・地方創生講演会(記載:2022/10)

 文部科学省が平成27年度から令和元年度にかけて実施した「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」において、秋田高専は参加校として、秋田大学・秋田県立大学や地域と協働して「超高齢・人口減社会における若者の地元定着の促進と若者の育成」事業を推進しました。

 秋田高専では本事業の一環として、地域学講義を「特別講義」(8単位分)として開講し、旧秋田高専産学協力会の会員企業など地域から非常勤講師を派遣いただき、「地域産業の特色、地域の歴史、地域の計画等」の内容で講義を担当いただいております。

 本年度(令和4年度)に、グローカル人材育成会は産学協力会との合流を果たし、秋田高専では特別講義をより一層グローバルな視点での地域振興・地域人材育成の促進を趣旨とした講義へと発展させる計画を推進中です。

 令和5年度以降、下図のように、特別講義Iの内容について「地域のグローバリゼーション・DX」を趣旨とするよう見直し、「地域史」の内容を「地域計画」に組み入れるカリキュラム編成としました。特別講義は選択科目ですが、令和4年度後期より各科目の1コマは、学年の全学生が受講することとします。

 また、COC+事業で行っていた講演会を「地方創生講演会」として再開し、再生可能エネルギー・半導体製造、リスクマネジメント等のタイムリーな話題を実務家教員(非常勤講師)から提供していただきます。

 会員企業の皆様には、今後とも、貴社の経営・技術・人材育成等のノウハウをご提供いただき、秋田高専の「地域アイデンティティを持った学生の育成・確保」にご理解とご協力をお願いいたします。

 

参考:

【過去の取組】秋田高専COC+(プラス)

特別講義IIIシラバス(令和5年度)

特別講義IVシラバス(令和5年度)

特別講義Iシラバス(令和5年度)

特別講義IIシラバス(令和5年度)

6.リカレント・リスキリング(記載:2022/6)

 「地域の産業界社会のDX推進」に対して、産学官連携によるリカレント・リスキリングの共創システムの構築を目指します。

 秋田高専の電気・電子・情報系の実践的教育カリキュラムを発展させた、デジタル化技術の実践的教育プログラムが、研修受講生の実践力を高めるという計画です。これにより、高度化された秋田高専の教育プログラムを、学生のみならず、会員企業の皆様にもご活用いただきます。

・文部科学省「DX等成長分野を中心とした就職・転職支援のためのリカレント教育推進事業」に応募(不採択) 

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