トピックス
2022年3月24日
秋田高専では、秋田高専の研究者を核として、企業研究者・技術者、他の学術機関とオープンイノベーティブな技術創発を、産(地域内)産(地域外)学(秋田高専等の学術機関)の共創によって実現したいと考えています。
令和2年度、3年度のプロジェクトの紹介、その後行われた「あきたグローカル技術研究会」での産業界への働きかけ、そして現在の進捗状況をご報告します。
令和2年度
プロジェクト実施計画
1.有限要素法による導電性格⼦の伝熱制御に基づく地域産業における技術創発の可能性探索
→令和2年度あきたグローカル技術研究会④へ
2.人工皮膚・人工筋肉の役割を果たすシート状新素材の作製および制御技術の開発
→令和2年度あきたグローカル技術研究会⑦へ
「令和2年度あきたグローカル技術研究会」令和2年12 月10 日・11 日
産産学連携の契機の場として開催しました。
上記プロジェクトの他、秋田県内企業にプロジェクトを募集し、グローカル人材育成会員企業や高専教員と7つの研究テーマでマッチング会を開催しました。
技術研究会後のプロジェクト状況
研究会開催後、7つのテーマのうち3件が共同研究に進展しました。
また、研究テーマ①ファインバブル水の高圧噴射技術は、令和3年度プロジェクト実施計画 3.塩分除去効果の促進をねらったファインバブル噴射用ノズルの開発と性能評価へ繋がりました。
令和3年度
プロジェクト実施計画
1.超⾳波振動援⽤加⼯における振動⼦発熱と刃先振幅の機械学習を⽤いた制御アンプの研究
→ 令和3年度秋田グローカル技術研究会③へ
2.塩分除去効果の促進をねらったファインバブル噴射用ノズルの開発と性能評価
→ 令和3年度秋田グローカル技術研究会④へ
3.⼈⼯⽪膚・⼈⼯筋⾁の役割を果たすシート状新素材の作製および制御技術の開発
→ 令和3年度秋田グローカル技術研究会⑧へ
「令和3年度あきたグローカル技術研究会」令和3年11月25日・26日
上記プロジェクトの他、秋田県内企業にプロジェクトを募集し、グローカル人材育成会員企業や高専教員と8つの研究テーマでマッチング会を開催しました。
技術研究会後のプロジェクト状況
研究会開催後、8つのテーマのうち6件の研究が進展しています。
今後も、秋田グローカル技術研究会を通じて秋田高専と地域内外の産産学連携による協同プログラムが生まれることを期待します。